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深圳地下鉄のファーウェイ駅が開業



中国のShenzhen Metro Group (深圳市地鉄集団)は華為駅の運用を開始したことが分かった。

華為駅はShenzhen Metro Groupが運営する深圳地鉄(Shenzhen Metro)の10号線の駅のひとつとして2020年8月18日に開業した。

駅の正式名称は中国語で華為駅、英語ではHuawei Stationとなる。

深圳地鉄は2020年8月18日の11時18分(中国標準時)より6号線と10号線の一部区間の営業運転を開始しており、6号線は科学館駅から松崗駅までの区間、10号線は双擁街駅から福田口岸駅までの区間で営業運転を開始している。

10号線は営業運転を開始した区間でも一部で開業していない駅も存在するが、華為駅は2020年8月18日より運用を開始しており、一般の利用者でも乗降できる。

広東省深圳市竜崗区に所在する華為駅は中国のHuawei Technologies (華為技術)の大規模な拠点のひとつで本社も設置されている坂田華為基地の東側に位置する。

世界ではEtisalatとして展開するアラブ首長国連邦(UAE)の移動体通信事業者(MNO)であるEmirates Telecommunications Corporationがドバイメトロの終着駅の命名権を取得してエティサラート駅と命名するような事例も見られるが、華為駅はHuawei Technologiesが駅の命名権を取得したわけではなく、駅周辺の主要施設がHuawei Technologiesの広大な拠点であるため、華為駅と命名した模様である。

深圳地鉄では深圳科学館周辺の駅が科学館駅、深圳大学周辺の駅が深大駅と命名されるなど、駅周辺の主要施設を駅の正式名称に使用することは珍しくはない。

ただ、深圳当局が定めた路線および駅の命名規則では第八条の七において、駅の正式名称には商業施設、企業名、商業住宅区の名称を使用してはならないと規定しており、企業名を使用した駅は異例の存在と言える。

駅周辺にHuawei Technologiesの拠点に匹敵する規模の主要施設と呼ぶに相応しい施設などがほかに存在しないため、知名度なども考慮して華為駅と命名することに決めたと思われる。

Weibo – 深圳地鉄

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