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iPhone 12シリーズがタイのAISとTrueの5Gに対応、dtacは未対応



米国のAppleのタイ法人であるApple South Asia (Thailand)はスマートフォン「iPhone 12」、「iPhone 12 mini」、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」をタイで発売した。

タイでは2020年11月27日にiPhone 12シリーズの4機種の販売を開始している。

タイの移動体通信事業者(MNO)はAISとして展開するAdvanced Wireless Network、True Move H Universal Communication、dtac TriNet、CAT Telecom、TOTの5社であるが、国有のCAT TelecomおよびTOTは規模が小さく、一般的には国有の2社を除いた3社が大手と認識されている。

なお、国有の2社は2021年1月に合併してNational Telecomとして発足する予定である。

iPhone 12シリーズは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応し、タイでは2020年3月2日に5Gを商用化したAdvanced Wireless Networkおよび2020年3月17日に5Gを商用化したTrue Move H Universal Communicationが提供する5Gを利用できる。

AppleはiPhone 12シリーズで5Gを利用できる移動体通信事業者を公表しており、すでに5Gを商用化した移動体通信事業者や5Gを商用化する計画の移動体通信事業者が含まれる。

dtac TriNetは5G向け周波数を取得して5Gの導入を決定しているが、大手3社では唯一、iPhone 12シリーズで5Gを利用できる移動体通信事業者に指定されていない。

これには保有する周波数が大きく影響している。

5G向け周波数は大手3社に限定するとAdvanced Wireless NetworkおよびTrue Move H Universal Communicationが700MHz帯、2.5GHz帯、26GHz帯、dtac TriNetが700MHz帯と26GHz帯を取得した。

ミリ波の26GHz帯は技術的な問題も受けて世界的にほとんど導入されておらず、対応した端末もほとんど流通していないため、タイでも早期導入は困難な状況である。

iPhone 12シリーズの4機種も26GHz帯には対応していない。

一方、700MHz帯および2.5GHz帯は5Gで使用する移動体通信事業者が世界的に増加傾向で、タイで割当を実施した周波数と一致する700MHz帯のn28や2.5GHz帯のn41はiPhone 12シリーズの4機種でも利用できる。

ただ、タイでは700MHz帯を地上アナログテレビ放送と地上デジタルテレビ放送で使用しているため、周波数の移行作業が完了するまで移動体通信事業者は使用できない。

事実上、5Gを早期導入できる唯一の周波数が2.5GHz帯となるため、2.5GHz帯を保有する2社は先行して5Gを導入できたが、2.5GHz帯を保有していないdtac TriNetは5Gを早期導入できない状況である。

700MHz帯の移行作業は2020年12月下旬までに完了し、2021年1月15日より移動体通信事業者が使用できるため、dtac TriNetは2021年1月15日以降に5Gの運用が可能となる。

保有する周波数の都合からdtac TriNetは5Gの運用を開始できず、iPhone 12シリーズで5Gの動作確認も行えないと考えられる。

dtac TriNetはiPhone 12シリーズを正規に取り扱う移動体通信事業者であるため、5Gの運用を開始後すぐにiPhone 12シリーズの4機種で5Gの動作確認を実施すると思われる。

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