ソニー製の次期ハイエンドスマホがFCC通過、Xperia 1 IIIの後継か
- 2022年04月06日
- Android関連
Sony製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「83262V」が2022年4月4日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはPY7-83262Vである。
モバイルネットワークはLTE (FDD) B4/B5/B12/B13/B17, LTE (TDD) B41, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
83262Vは未発表端末のメーカー型番である。
IEEE 802.11axや無線給電に対応することが確定しているため、ハイエンドのスマートフォンになると思われる。
また、FCCでは仕様の一部が公開されており、本体のサイズは長さが164.8mm、幅が70.9mm、対角線が175.4mm、ディスプレイのサイズは対角線が162mmとなる。
本体のサイズはSony Xperia 1 IIIと近いため、FCCを通過した時期も考慮すると順当にSony Xperia 1 IIIの後継機種として準備していると推測できる。
162mmはインチに換算すると約6.4インチとなるが、四隅の丸みを考慮した数値であるかどうかは不明で、FCCで公開された情報からは判断できない。
Sony Xperia 1 IIIの約6.5インチから小型化するとは考えにくいため、実際はSony Xperia 1 IIIと同様に約6.5インチになると思われる。
NFC Type A/B/F/Vに対応しており、FeliCaのNFC Type Fも利用できることから、日本向けのスマートフォンと考えられる。
なお、米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限り認証を実施する。
日本で利用できる周波数はFCCで認証を実施しない場合が多いため、FCCで認証を受けた周波数が対応する全部の周波数とは限らないことに留意しておきたい。
スポンサーリンク