沖縄ケーブルネットワークがローカル5Gの免許取得、沖縄県では初めて
- 2022年05月06日
- Local 5G
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の沖縄総合通信事務所(Okinawa Office of Telecommunications)はOkinawa Cable Network (沖縄ケーブルネットワーク:OCN)にローカル5Gの無線局免許を付与したと発表した。
Okinawa Cable Networkが申請したローカル5Gの無線局に対して2022年5月1日付けで免許を付与したという。
沖縄総合通信事務所管内では過去にローカル5Gの実験試験局の免許を付与した事例はあるが、実用局としてローカル5Gの免許を付与する事例は初めてである。
なお、沖縄総合通信事務所は総務省の地方支分部局で、沖縄県を管轄する。
無線局免許の概要も案内しており、無線局の種別と局数は基地局が1局、周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の4.8GHz帯、送受信所は沖縄県浦添市となっている。
ローカルでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を導入することになる。
NR BandはFR1のn79となることが確定している。
Okinawa Cable Networkは沖縄県那覇市に本社が所在する会社である。
2021年12月1日に沖縄総合通信事務所管内では初めてローカル5Gの実験試験局の免許を取得し、ローカル5Gを活用した開発実証を進めてきた。
ローカル5Gを活用して固定通信用途で高速インターネットを提供する計画という。
まずはエリアを限定してローカル5Gを運用するが、将来的にエリアの拡張を図る。
商用化の時期は案内しておらず、改めて発表すると思われる。
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