スポンサーリンク

Bullittの衛星通信サービス、2023年中に日本をエリア化



英国(イギリス)のBullitt Groupの子会社で同国のBullitt Group Servicesは2023年中に衛星通信サービスのエリアを日本に拡大することが分かった。

Bullitt Group ServicesはBullitt Satellite Messengerとして衛星通信サービスを提供している。

Bullitt Groupの子会社で英国のBullitt Mobile製のCat S75、motorola defy 2、motorola defy satellite linkで利用できる。

当初は欧州(ヨーロッパ)と米国(アメリカ)を中心にエリアを整備しているが、2023年第3四半期以降にエリアを順次拡大する計画である。

公式ウェブサイトではエリアマップを公開しており、整備完了、2023年第3四半期に整備、2023年第4四半期に整備、未検証、非対応に分けて示している。

日本は2023年第4四半期に整備と示しているため、2023年中には日本にもエリアを拡大することになる。

日本でも北海道の北部と東部、東京都の島嶼部、鹿児島県の島嶼部、沖縄県の全域はエリアに含まれていない。

Bullitt Satellite Messengerは携帯通信技術の標準化団体である3GPP (3rd Generation Partnership Project)で仕様策定した3GPP Release 17の標準仕様に準拠している。

3GPP Release 17では非地上系通信網(Non-Terrestrial Network:NTN)としてNB-IoTもしくはeMTCをベースとするIoT-NTNおよびNRをベースとするNR-NTNを定義しており、Bullitt Satellite MessengerではNB-IoTをベースとするIoT-NTNを採用した。

英国のInmarsat Globalが運用する静止軌道(GEO)の衛星を用いて米国のSkylo Technologiesが提供するIoT-NTNを活用しており、周波数はLバンドを使用する。

IoT-NTNの無線アクセスネットワーク(RAN)とコアネットワークの運用および管理はSkylo Technologiesが行う。

Skylo Technologiesは日本ではSoftBank Corp.およびKDDIの子会社であるSORACOMと協力することを発表している。

SORACOMはSkylo Technologiesと協力して2023年度末、すなわち2024年3月末までにIoT-NTNに準拠した衛星通信サービスを検証目的で提供できるよう準備を進めている。

Bullitt

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK