中国移動がTD-SCDMAからTD-LTEへの転用を進める、TD-LTE B34のテストを実施
- 2015年07月14日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動)の吉林省子会社のJilin Mobile(吉林移動)は2.0GHz帯(Band 34/Band A)におけるTD-LTE方式の試験を実施したことが中国メディアの報道で分かった。
2.0GHz帯のTD-LTEネットワークは吉林省の永吉県で運用しており、通信速度は79.8Mbpsを記録したという。
試験を通じて商用化が可能なレベルに達していることを確認したとのことである。
なお、試験には中国のHuawei Technologies(華為技術)が協力している。
2.0GHz帯はTD-SCDMA方式で利用中であるが、China MobileはTD-SCDMA方式で利用している周波数をTD-LTE方式に転用する計画である。
China Mobileはすでに1.9GHz帯(Band 39/Band F)、2.3GHz帯(Band 40/Band E)、2.6GHz帯(Band 38/Band 41/Band D)を使用してTD-LTEサービスを提供しており、2.0GHz帯をTD-LTE方式に転用して2.0GHz帯のTD-LTE方式に対応したスマートフォンが登場すれば、よりTD-LTE方式の発展に繋がるとしている。
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