共同通信グループNNAのカンパサール(第26号)に北朝鮮の現地ルポを寄稿
共同通信グループのNNAが発刊する無料ビジネス媒体「カンパサール」の2017年1月号(第26号)に朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の現地ルポを寄稿したので紹介する。
カンパサールはNNAがこれまで培ってきた現地密着の取材力を生かし、アジアの今を消費市場の観点から追いかける季刊の無料ビジネス媒体としており、オンラインで閲覧できるほか紙媒体の配布も行っている。
2017年1月号(第26号)のテーマは「前時代の秘境か、次世代の市場か」。
日本企業があまり進出していない国を中心としてNNAの記者が実際に現地を歩いたルポがメインで、現地ルポはカザフスタン、モンゴル、ラオス、パプアニューギニアが取り上げられている。
北朝鮮は現地ルポ番外編として取り上げられることになり、筆者は北朝鮮を担当した。
現地ルポということで、筆者が普段から執筆しているような携帯電話に関する記事とは傾向が異なるが、複数回にわたり訪朝した経験から、北朝鮮の街を歩いて感じたこと、体験したこと、変化や独自性などを書き綴った。
広く浅く執筆しているので、携帯電話に興味がある人もない人も読みやすいかと思う。
紙媒体とウェブサイトの専用記事では掲載コンテンツが異なり、紙媒体の内容もオンラインで公開されているので、両方とも目を通していただければ幸いである。
閲覧は下記リンクからどうぞ。
カンパサール 前時代の秘境か、次世代の市場か2017年1月号(第26号)
カンパサール NEXTアジア PART2 北朝鮮
ちなみに、取り上げられたカザフスタン、モンゴル、ラオス、パプアニューギニア、北朝鮮のうち、カザフスタンとパプアニューギニアは訪問したことがないが、個人的にはカザフスタンを訪問したくなった。
カザフスタンは携帯電話業界の再編、第4世代移動通信システム(4G)の本格化、中国メーカーの相次ぐ進出など、2016年に大きく動いており、中央アジアでは最も注目すべき市場であることは間違いなく、中東の計画を変更して中央アジアを訪問することも検討している。
また、モンゴルは2年以上も訪問していないが、こちらも市場が大きく変わっているので、また訪問したいところである。
現地ルポではモンゴルやパプアニューギニアでも携帯電話事情に関して言及されており、携帯電話に関心がある人も楽しめるはず。
紙媒体は日本、南朝鮮(韓国)、中国、香港特別行政区、台湾、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、豪州における空港の航空会社拠点やラウンジ、大使館や領事館などの公的機関、ホテルや旅行会社など様々な場所で配布されており、一覧はNNAのウェブサイトから確認できる。
少女像の件で揉めている在釜山日本国領事館、名称変更で中国政府に不満を表明させた公益財団法人日本台湾交流協会の台北事務所および高雄事務所、Pepperが配備された台湾桃園国際空港(TPE)のEva Airways (長栄航空)のラウンジなど、話題の場所でも配布されているので是非。
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