NTTドコモがLTEを下り最大1288Mbpsに高速化、世界最速LTEに
- 2018年10月17日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはPREMIUM 4Gとして提供するLTEサービスについて下りの通信速度を高速化すると発表した。
これまで下り最大988Mbpsで提供してきたが、1Gbps超の下り最大1288Mbpsに高速化する。
下り最大1288MbpsのLTEサービスは日本国内で最速となり、また発表日ベースで当該速度の対応端末が発表済みのLTEサービスとしては世界最速でもある。
キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)、256QA、4×4 MIMOを同時に適用することで、通信速度は下り最大1288Mbpsとなる。
下り最大1288Mbpsを実現する5CC CAの組み合わせはCA_1A-3A-19A-42Cである。
具体的にはFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)の15MHz幅が1搬送波、1.8GHz帯(Band 3)の20MHz幅が1搬送波、800MHz帯(Band 19)の15MHz幅が1搬送波、TD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)の20MHz幅が連続した2搬送波となっている。
すべての搬送波で256QAMを適用し、Band 3の1搬送波およびBand 42の2搬送波で4×4 MIMOを適用する。
対応端末としてはHuawei Technologies (華為技術)製のWi-Fi STATION HW-01Lを用意しており、Wi-Fi STATION HW-01Lは2019年春に発売する予定である。
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