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NTTドコモ向けスマホと思われるSamsung SGH-N778が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した機器の情報が更新された。

NTT DOCOMO向けと思われる韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「SGH-N778」が2019年6月14日付けでTUV Rheinland Japanを通過したことが分かった。

工事設計認証番号は005-102115。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

SGH-N778は未発表端末のメーカー型番である。

SGH-Nから始まるメーカー型番はNTT DOCOMO向けの端末に付与されており、認証を受けた通信方式および対応周波数からもNTT DOCOMO向けと考えられる。

詳細なスペックまでは不明であるが、NTT DOCOMOが運用するすべての周波数に対応しないことから、ハイエンドではなくミッドレンジ以下のスマートフォンまたはタブレットになると思われる。

NTT DOCOMOは2019年夏商戦向けスマートフォンからハイスペックモデルとスタンダードモデルの2つに分類しており、SGH-N778はスタンダードモデルのスマートフォンに該当すると推測している。

グローバルで展開するSamsung Galaxy Aシリーズのいずれかがベースとなる可能性も考えられる。

TUV Rheinland Japanの認証を通過した時期から推測すると、早ければ2019年秋にも発売される見通し。

なお、TUV Rheinland Japanは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。

総務省 電波利用ホームページ

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