カナダのBell、5Gサービスを商用化
- 2020年06月13日
- 海外携帯電話
カナダの移動体通信事業者(MNO)であるBell Mobilityは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2020年6月11日よりNR方式に準拠した5Gサービスの提供を開始している。
5Gサービスの開始当初はバンクーバー、カルガリー、エドモントン、モントリオール、トロントとその周辺地域で構成するグレータートロントの一部を5Gサービスの提供エリアとする。
NR方式の基地局数や5Gサービスを利用できる面積を基準として、Bell Mobilityが構築した5Gネットワークはカナダで最大の5Gネットワークになるという。
Bell Mobilityが提供するポストペイドプランが5Gサービスに対応しており、5Gサービスのオプションに加入すると5Gサービスを利用できる。
オプションは月額料金が10カナダドル(約790円)に設定されているが、2021年3月31日にまでは無料で提供する。
5Gサービスに対応した端末としては5機種のスマートフォンを取り扱う。
韓国のLG Electronics製のLG V60 ThinQ 5G、米国のMotorola Mobility製のmotorola edge+、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S20 5G、Samsung Galaxy S20+ 5G、Samsung Galaxy S20 Ultra 5Gを販売している。
Bell MobilityはNR方式の基地局のベンダとしてスウェーデンのEricssonを選定しており、EricssonよりNR方式に対応した基地局を調達する。
なお、カナダの移動体通信事業者としてはすでにRogers Communications Canadaが5Gサービスを商用化しており、Bell Mobilityはカナダで2番目に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者となった。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。