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ソフトバンク向けZTE製端末A002ZTが技適通過、LTE B11/B42にも対応



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。

SoftBank向けの中国のZTE (中興通訊)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「A002ZT」が2020年5月19日付けでBureau Veritas Japanの認証を通過したことが分かった。

工事設計認証番号は022-200035。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B11)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数では認証を通過していない。

A002ZTは未発表端末の型番である。

型番規則からSoftBank向けの端末と考えられる。

Bluetoothや無線LANの周波数では認証を受けていないため、スマートフォン、タブレット、無線LANルータではなく、USBモデム型のデータ通信端末となる可能性がある。

ただ、追加でBluetoothや無線LANの周波数で認証を受ける可能性も十分に想定できるため、認証情報から端末の種別を断定することは難しい。

高速なデータ通信を重視しない中低価格帯の端末では非対応となる場合が多いLTE (FDD) 1500(B11) MHzおよびLTE (TDD) 3500(B42) MHzにも対応していることから、高速なデータ通信に対応した端末となる可能性が高い。

SoftBankブランドまたはY!mobileブランドのいずれかで展開する見込み。

なお、A002ZTの審査および試験を実施したBureau Veritas Japanは技術基準適合証明や工事設計認証を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。

総務省 電波利用ホームページ

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