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N-03B?がFCC通過!!ローエンド端末か?



docomo向けのNEC製端末「KMP7N2S1-4A」がFCCを2009/09/05付けで通過。

FCCIDはA98-KEG4809

メーカー型番はKMP7N2S1-4Aで認証機関を通過するのはFCCが初めて。

ラベルに「FOMAカード 方向に注意」というFOMAカードの挿入方向に関する注意書きが見られるので、docomo向け端末であることは確定である。

docomoの冬商戦向けと思われるNEC製端末はKMP7N2S1-4A以外にKMP7N4T1-1A(B,W)・KMP7N4T1-2A(B,W)・KMP7N2T1-1A(B)・KMP7N2T1-2A(B)・KMP7N2T1-1Cの5機種が確認されている。(括弧内のBはBluetooth対応で、Wは無線LAN対応。)

商品型番は不明だが、KMP7N4T1-1AとKMP7N2T1-2Aが既にFCCを通過しており、単純に順番で型番を予想するとN-03Bあたりになる。

826.4~846.6MHzのW-CDMA850の周波数で通過しているので、3Gの国際ローミングに対応。

1850.2~1909.8MHzのGSM1900の周波数で通過していないのでGSMの国際ローミングには非対応。

最近はGSM対応の機種も多いが、KNP7N2S1-4A同様にN-04AやN-07AもGSM非対応となっている。

また、13.56MHzのFeliCaの周波数でも通過をしているのでFeliCaも対応である。

Bluetoothや無線LANには非対応で、非常にシンプルなスペックとなっている。

HSDPAはサポートしている。

External Photos・Internal Photos・Test Setup Photos・Users Manualの公開は2010/04/21となっている。

FCCではラベルの図が公開された。

過去の機種とはN-03Aとラベルのサイズが一致した。

また、ラベルに記載されているFOMAカードの挿入方向と挿入位置も一致した。

N-03AはGSMに対応していることから、KMP7N2S1-4Aはローエンド端末のN-03Aから更にスペックを削った超ローエンド端末かもしれない。

また、メーカー型番で気になることがあった。

今年の冬商戦向けの端末は、SoftBank向けの端末も含めて全てメーカー型番の7番目がTであるのに対し、この端末はSである。

今年の夏モデルのメーカー型番の7番目は全てSだったので開発に着手したのは早かったのだろうか。

開発が長引いたのか、それとも敢えて冬に持って来たのかは不明。

↓KMP7N2S1-4Aのラベル

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↓N-03Aのラベル

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・FCC(KMP7N2S1-4A)

https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=616707&fcc_id=’A98-KEG4809′

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