N-03B?がFCC通過!!ローエンド端末か?
- 2009年10月24日
- docomo-NEC
docomo向けのNEC製端末「KMP7N2S1-4A」がFCCを2009/09/05付けで通過。
FCCIDはA98-KEG4809。
メーカー型番はKMP7N2S1-4Aで認証機関を通過するのはFCCが初めて。
ラベルに「FOMAカード 方向に注意」というFOMAカードの挿入方向に関する注意書きが見られるので、docomo向け端末であることは確定である。
docomoの冬商戦向けと思われるNEC製端末はKMP7N2S1-4A以外にKMP7N4T1-1A(B,W)・KMP7N4T1-2A(B,W)・KMP7N2T1-1A(B)・KMP7N2T1-2A(B)・KMP7N2T1-1Cの5機種が確認されている。(括弧内のBはBluetooth対応で、Wは無線LAN対応。)
商品型番は不明だが、KMP7N4T1-1AとKMP7N2T1-2Aが既にFCCを通過しており、単純に順番で型番を予想するとN-03Bあたりになる。
826.4~846.6MHzのW-CDMA850の周波数で通過しているので、3Gの国際ローミングに対応。
1850.2~1909.8MHzのGSM1900の周波数で通過していないのでGSMの国際ローミングには非対応。
最近はGSM対応の機種も多いが、KNP7N2S1-4A同様にN-04AやN-07AもGSM非対応となっている。
また、13.56MHzのFeliCaの周波数でも通過をしているのでFeliCaも対応である。
Bluetoothや無線LANには非対応で、非常にシンプルなスペックとなっている。
HSDPAはサポートしている。
External Photos・Internal Photos・Test Setup Photos・Users Manualの公開は2010/04/21となっている。
FCCではラベルの図が公開された。
過去の機種とはN-03Aとラベルのサイズが一致した。
また、ラベルに記載されているFOMAカードの挿入方向と挿入位置も一致した。
N-03AはGSMに対応していることから、KMP7N2S1-4Aはローエンド端末のN-03Aから更にスペックを削った超ローエンド端末かもしれない。
また、メーカー型番で気になることがあった。
今年の冬商戦向けの端末は、SoftBank向けの端末も含めて全てメーカー型番の7番目がTであるのに対し、この端末はSである。
今年の夏モデルのメーカー型番の7番目は全てSだったので開発に着手したのは早かったのだろうか。
開発が長引いたのか、それとも敢えて冬に持って来たのかは不明。
↓KMP7N2S1-4Aのラベル
↓N-03Aのラベル
・FCC(KMP7N2S1-4A)
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。