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台湾大哥大と台湾之星が合併を完了、台湾之星は解散



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるTaiwan Mobile (台湾大哥大)と台湾の移動体通信事業者として存在したTaiwan Star Telecom (台湾之星電信)は合併を完了した。

2023年12月1日の0時(国家標準時間)にTaiwan Mobileを存続会社、Taiwan Star Telecomを消滅会社とする吸収合併を実行している。

吸収合併の効力の発生に伴いTaiwan Star Telecomは解散しており、Taiwan MobileはTaiwan Star Telecomが保有した権利義務の全部を承継することになった。

Taiwan Star Telecomは2000年4月17日にTaiwan PCS Network (聯邦電信)として設立しており、第3世代移動通信システム(3G)の周波数を取得して携帯通信事業に新規参入することが決定した。

2003年9月15日に社名をVIBO Telecom (威寶電信)に変更しており、2005年12月6日に3Gで携帯通信サービスの商用化を果たした。

一方、台湾のTaiwan Star Cellular (台湾之星移動電信)は第4世代移動通信システム(4G)の周波数を取得して携帯通信事業に新規参入することが確定したが、3Gの提供も必要と判断したため、VIBO Telecomの買収を決定した。

2014年6月4日にVIBO Telecomを完全子会社化したほか、2014年8月22日に社名をTaiwan Star Telecomに変更したため、1代目のTaiwan Star Telecomが誕生することになった。

VIBO Telecomは2014年8月25日に4Gを商用化すると同時に携帯通信サービスの名称をVIBO (威寶)からT STAR (台湾之星)に変更しており、2014年11月1日にはVIBO Telecomを存続会社、1代目のTaiwan Star Telecomを消滅会社とする吸収合併を実行している。

2015年3月31日に社名をTaiwan Star Telecomに変更して2代目のTaiwan Star Telecomとなった。

2020年8月4日には第5世代移動通信システム(5G)を商用化したが、2021年12月30日にTaiwan Mobileと合併に係る契約を締結することになった。

2023年12月1日にTaiwan Mobileと合併を完了したため、2代目のTaiwan Star Telecomも法人格が消滅した。

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