NTTドコモがブラジルで5G国際ローミングを開始、対象はVivoとTIM
- 2025年04月15日
- docomo-総合

NTT DOCOMOは同社が提供する国際ローミングのWORLD WINGで第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できる5G国際ローミングの対象となる国を追加したことが分かった。
NTT DOCOMOでは2022年7月15日に5G国際ローミングを商用化した。
5G国際ローミングの対象となる国と地域は順次追加および掲載している。
2025年3月28日付けで新たにブラジルが5G国際ローミングの対象となる国に追加されたことを確認できる。
中南米(ラテンアメリカ)の国と地域としてはブラジルが初めて5G国際ローミングの対象となった。
ブラジルではVivoとして携帯通信事業を行うTelefonica BrasilおよびTIMが対象の移動体通信事業者(MNO)となる。
いずれもNR方式はFDDの700MHz帯、1.8GHz帯、2.6GHz帯、TDDの2.3GHz帯および3.5GHz帯で導入している。
NR BandはそれぞれFR1のn28、n3、n7、n40、n78として運用する。
なお、NTT DOCOMOが取り扱う機種でもブラジル国内で有効となるNR Bandは機種によって異なる。
そのため、ブラジルで5G国際ローミングに対応する機種でも5Gのエリアや通信速度が機種で異なる場合があることに留意しておきたい。
スポンサーリンク