北朝鮮メディアが韓国のスマホ使用状況を批判
- 2016年05月08日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)のアリラン協会(아리랑협회)は同協会が運営するウェブサイト「Meari (메아리)」を通じて韓国における青少年のスマートフォンの使用状況を批判する記事を掲載した。
主にスマートフォンの使用に熱中する事象について言及している。
Meariは韓国で青少年がスマートフォンの使用に熱中する事象に関して、「深刻化しており、社会的な問題になっている」と伝えている。
さらに、「青少年がスマートフォンの使用に熱中することで、学力がますます低下するほか、スマートフォン向けインターネットサービスの利用によって様々な影響が生じている」と伝えており、その中でスマートフォン向けインターネットサービスの例としてKakaoTalk (カカオトーク)のサービス名も挙げている。
ほかに「青少年を救済する手段がなく、文明発達の証であるスマートフォンが将来を担う世代に悪影響を与えると嘆く声が高まっている」と報じた。
韓国でスマートフォンの使用に熱中する事象が社会問題化していることは事実であり、基本的にそれを報じた記事となる。
また、記事では言及されていないが、韓国の政府機関であるMinistry of Science, ICT and Future Planning (未来創造科学部)も問題と認識しており、関連する政府機関と共同で予防および解決するための計画を発表するなど、政府としても取り組んでいるところである。
なお、北朝鮮でも首都の平壌直轄市を中心としてスマートフォンの利用者が急増している。
北朝鮮ではスマートフォンで音声通話、SMS、データ通信を利用できる。
データ通信は主にイントラネットで利用できるため、イントラネットを活用したサービスが増加している傾向であることも分かっている。
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