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楽天モバイルが5Gエリアマップを公開、全都道府県で5G開始



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスのサービスエリアを更新した。

Rakuten Mobileは公式ウェブサイトを通じてサービスエリアを公開しており、2021年4月21日付けで第5世代移動通信システム(5G)のサービスエリアを追加したことが確認できる。

5Gはミリ波エリアおよびsub6エリアをエリアマップで案内しており、拡大予定のエリアは市町村単位でリストを公表している。

ミリ波エリアおよびsub6エリアは更新日時点のデータを反映しているわけではなく、2021年4月13日時点のデータとなる。

Rakuten Mobileは2020年9月30日の15時30分に5Gを商用化した。

当初は5Gのエリアとして2020年9月30日時点で5Gを利用できる場所をリストで掲載したが、2021年4月21日に更新するまで一度も更新されていなかった。

そのため、5Gのエリアは2021年4月21日に初めて更新したことになり、さらに更新に伴い掲載方法をリストからエリアマップに変更している。

2020年9月30日時点では5Gのエリアが北海道、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県の一部に限定されていた。

しかし、更新後のサービスエリアを参照すると全都道府県で5Gのエリアを確認できるため、Rakuten Mobileは全都道府県で5Gの提供を開始したことが分かる。

最東端は北海道根室市、最北端は北海道稚内市、最西端および最南端は沖縄県石垣市に5Gのエリアが存在しており、沖縄県の宮古島や石垣島のような島嶼部でも5Gを整備している。

ミリ波エリアとsub6エリアでは使用する周波数が異なり、ミリ波エリアではミリ波(mmWave)の28GHz帯を使用し、sub6エリアではサブ6GHz帯の3.7GHz帯を使用する。

5Gの無線方式はNR方式を採用しており、NR方式の周波数であるNR Bandは28GHz帯がFR2で定義されたn257、3.7GHz帯がFR1で定義されたn77である。

通信速度はn257が下り最大2.80Gbps/上り最大273Mbpsで、n77が下り最大2.13Gbps/上り最大217Mbpsとなる。

なお、NR方式は第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3で運用している。

NSA構成のOption 3ではE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)技術を適用してLTE方式と同時通信する必要があるため、通信速度はEN-DCを適用時の理論値となることに留意しておきたい。

基地局の無線装置はn257が米国のAirspan Networks製で、n77がNEC Corporation (日本電気)製である。

Rakuten Mobile

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