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小米が本社を置く華潤五彩城に入る小米之家北京五彩城店を訪問



中国の首都・北京を訪問してXiaomi Communications (小米通訊技術)の小売店である「小米之家北京五彩城店」を訪問した。

北京は筆者が中国で最も好きな都市のひとつで、シンガポールから日本へ帰国する際に北京経由を選んだ。

小米之家はXiaomi Communicationsの小売店であり、Miブランドの各種製品の展示や販売などを手掛ける。

北京には4店舗の小米之家があり、そのうち小米之家北京当代商城店は過去に訪問済みで、2016年2月に営業を開始した小米之家北京五彩城店を訪問することにした。

小米之家北京五彩城店は華潤五彩城の東区の地下1階に入居している。

最寄駅は北京地鉄8号線の永泰荘駅である。

北京首都国際空港(PEK)から訪問するのであれば、まずは北京地鉄機場線に乗り、三元橋駅で北京地鉄10号線に乗り換え、北土城駅で北京地鉄8号線に乗り換えるとよい。

ただ、永泰荘駅から華潤五彩城までは徒歩30分弱と距離的には比較的遠く、徒歩で行けなくはないがタクシーが便利である。

永泰荘駅と華潤五彩城の道中には家電量販店や携帯電話販売店も少なくないため、寄り道しながら歩くと楽しいかもしれない。

華潤五彩城の東区と言えば、Xiaomi Technology (小米科技)およびXiaomi Communicationsの本社も入居する商業施設。

そのため、建物前にはMiロゴのモニュメントも設置されている。

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華潤五彩城前にあるMiロゴのモニュメント

小米之家北京五彩城店はショッピングモールのエリアに入っており、Xiaomi TechnologyおよびXiaomi Communicationsの本社入口とは異なる。

Xiaomi TechnologyおよびXiaomi Communicationsの本社ロビーには内製チップセットを搭載したXiaomi Mi 5c、初音ミクとコラボレーションしたXiaomi Redmi Note 4X、フルディスプレイを採用したXiaomi Mi MIXのパネルが飾られていた。

なお、訪問時はXiaomi Mi 6の発表前である。

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Xiaomi TechnologyおよびXiaomi Communicationsの本社ロビー

華潤五彩城のショッピングモールエリアに入ると、Xiaomi Communicationsの広告が目に入った。

Xiaomi Redmi Note 4Xの広告が多いような印象を受けた。

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華潤五彩城内で見られたXiaomi Redmi Note 4Xの広告

地下1階に降りると、すぐに小米之家北京五彩城店の家を見つけられた。

最も東側の入口から近く、永泰荘駅方面からの訪問であれば遠回りする必要なく辿り着けるはずである。

そもそも華潤五彩城のショッピングモールはそれほど大きくないため、迷うことは少ないと思われる。

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小米之家北京五彩城店

小米之家北京五彩城店では最も目立つ場所でXiaomi Pinecone Surge S1をアピールしていた。

Xiaomi Pinecone Surge S1はXiaomi Communicationsの実質的な関連会社とみなすことができるPINECONE Electronics (北京松果電子)が開発したチップセットで、商用のスマートフォンとしてはXiaomi Mi 5cが初めて搭載した。

PINECONE ElectronicsはDatang Telecom Technology (大唐電信科技)傘下で半導体事業を手掛けるLeadcore Technology (聯芯科技)より有償の技術供与を受けてXiaomi Pinecone Surge S1の開発を手掛けた。

Xiaomi Pinecone Surge S1はXiaomi Communicationsにとって事実上、初めての内製チップセットであり、Xiaomi Mi 5cおよびXiaomi Pinecone Surge S1を前面に展開する姿勢が見て取れた。

なお、Xiaomi Mi 5cのリアパネルにはわざわざDesigned by Xiaomi Pinecone Insideとプリントされている。

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入口のセンターポジションでXiaomi Pinecone Surge S1をアピール

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Xiaomi Mi 5c

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Xiaomi Mi 5cのリアパネルを拡大

Xiaomi Redmi Note 4Xと言えば初音ミクとのコラボレーションが日本でも一部の層から注目された。

残念ながらリアパネルに初音ミクをイメージしたデザインが施された限定版は展示されていなかったが、什器には初音ミクを積極的に利用していた。

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Xiaomi Redmi Note 4X

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初音ミクのアピールが目を引く

フルディスプレイの設計を採用したXiaomi Mi MIXは世界的に注目された。

Xiaomi Mi MIXとしてはすでにXiaomi Mi MIX 標準版を小米之家深圳新城市広場店で触れており、印象的な外観には特に新鮮味を感じることはなかったが、小米之家北京五彩城店では初めてXiaomi Mi MIX 尊享版を触れた。

また、Xiaomi Mi MIX 標準版には新色として皓月白が追加されており、Xiaomi Mi MIX 標準版の皓月白も展示されていた。

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Xiaomi Mi MIX 尊享版

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Xiaomi Mi MIX 標準版の皓月白

小米之家北京五彩城店ではほかの小米之家と同様にスマートフォン以外のMiブランドの製品も取り扱う。

アクセサリやグッズが豊富で、スマートフォン以外の製品も見ていて楽しい。

Miブランドの外部電池はXiaomi Communicationsの関連会社であるJiangsu Zimi Electronic Technology (江蘇紫米電子技術)が開発および製造を担当する。

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Miブランドの外部電池

なお、小米之家はXiaomi Communicationsの全額出資子会社で2017年1月に設立されたXiaomi Home Technology (小米之家科技)が管理しており、登記上の本店所在地は華潤五彩城から徒歩ですぐ近くの清河順事嘉業創業園内である。

登記上の本店所在地がPINECONE Electronicsと同じであるため、清河順事嘉業創業園を訪問したところ、Xiaomi Group (小米集団)の事務所となっていた。

PINECONE ElectronicsとXiaomi Home TechnologyはXiaomi Groupの事務所内が登記上の本店所在地であることが確認できた。

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清河順事嘉業創業園にあるXiaomi Groupの事務所

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