インドにおける2017年Q4のスマホ出荷シェアが判明、vivoとOPPOは減少
- 2018年01月29日
- Android関連
香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchはインドにおける2017年第4四半期および2017年通年のスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。
メーカーおよびブランド別の占有率が公開されている。
2017年第4四半期は中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)が1位で、占有率は前年同期比16ポイント増の25%となった。
2位は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)で、占有率は前年同期比1ポイント減の23%で、Xiaomi Communicationsに首位の座を明け渡した。
3位は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)、中国のLenovo Group (聯想集団)、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)が6%で並んだ。
Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは前年同期比2ポイント減、Lenovo Groupは前年同期比3ポイント減、vivo Mobile Communicationは前年同期比4ポイント減となり、軒並み占有率を減らした。
その他のメーカーおよびブランドは前年同期比6ポイント減の34%となり、トップ5が占める割合が拡大した。
なお、Lenovo Groupには子会社で米国のMotorola Mobilityが含まれている。
2017年通年はSamsung Electronicsが1位で、占有率は前年比1ポイント減の24%となり、減少したもののトップを維持した。
2位はXiaomi Communicationsで、占有率は前年比13ポイント増の19%である。
3位はvivo Mobile Communicationで、占有率は前年比5ポイント増の10%となった。
4位はGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsで、占有率は前年比3ポイント増の8%となり、Lenovo Groupを抜いた。
5位はLenovo Groupで、占有率は前年比2ポイント減の7%に落とした。
その他のメーカーおよびブランドは前年比18ポイント減の32%となった。
Xiaomi Communicationsは低価格帯から高価格帯まで幅広くラインナップを用意し、またMi Home (小米之家)としてオフラインの販売店を拡充したことも功を奏して、スマートフォンの出荷台数を大幅に増やした。
インドでは低価格帯から中価格帯のスマートフォンが主流であり、2017年通年はXiaomi Redmi Note 4が最も販売台数が多く、それにXiaomi Redmi 4が続いた。
なお、インドでは2017年通年のスマートフォンとフィーチャーフォンを含めた携帯電話の出荷台数が初めて3億台を超え、そのうちスマートフォンは44%を占めた。
2017年第4四半期は携帯電話の出荷台数が前年同期比37%増で、そのうちスマートフォンは前年同期比12%増となった。
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