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SHARPがSIMフリースマホSH-M08とSH-M09を準備中



Foxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下のSHARPはスマートフォン「SH-M08」および「SH-M09」を準備していることが分かった。

いずれも型番規則から日本市場で発売するSIMロックフリーのスマートフォンと考えられる。

詳細なスペックは不明である。

アクセス記録などからOSのバージョンは把握できており、SH-M08はAndroid 8.1 Oreo Versionを採用し、SH-M09はAndroid 9 Pie Versionを採用する。

筆者の推測にすぎないが、SH-M08はSHARP AQUOS sense2、SH-M09はSHARP AQUOS R2 compactになると予測している。

推測の背景を述べると、SHARPが日本市場で発売するSIMロックフリーのスマートフォンは移動体通信事業者(MNO)向けのスマートフォンと同等または近いスペックとなる場合が多い。

2018年度の冬商戦向けでAndroid 8.1 Oreo Versionを採用したスマートフォンはSHARP AQUOS sense2のみであるため、SH-M08はSHARP AQUOS sense2が有力と考えている。

SHARP AQUOS R compact SH-M06はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けのAQUOS R compact SHV41と、SHARP AQUOS sense plus SH-M07はSoftBankおよびWILLCOM OKINAWA (ウェルコム沖縄)向けのAndroid One X4 (X4-SH)とハードウェアが共通化されるなど、SIMロックフリーのスマートフォンはKDDI系列やSoftBank系列向けのスマートフォンとハードウェアを共通化している場合がある。

KDDI系列向けのAQUOS sense2 SHV43はKDDI系列が保有および使用していないFDD-LTE 900(B8)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzにも対応するため、SH-M07はAQUOS sense2 SHV43とハードウェアが共通になると思われる。

Android 9 Pie Versionを採用したスマートフォンはSHARP AQUOS R2 compact、SHARP AQUOS zeroAndroid One S5 (S5-SH)が発表されているが、Android One S5 (S5-SH)はSHARP AQUOS sense2から指紋認証を省き、Android Oneを適用してOSをAndroid 9 Pie Versionとした程度の差であるため考えにくい。

SHARP AQUOS R2 compactとSHARP AQUOS zeroは日本の移動体通信事業者としてはSoftBankのみがそれぞれAQUOS R2 compact (803SH)AQUOS zero (801SH)として取り扱いを発表しており、SoftBankが公表した対応周波数を確認すると、前者はSoftBank系列が使用していないFDD-LTE 800(B19/B26) MHz, W-CDMA 800(IV/XIX) MHzに対応するが、後者は対応していない。

そのため、SH-M09はSoftBank向けのAQUOS R2 compact (803SH)とハードウェアが共通になると推測している。

SHARPは2017年12月上旬にSHARP AQUOS sense lite SH-M05、2018年1月下旬にSHARP AQUOS R compact SH-M06を発売しており、SH-M08とSH-M09はそれぞれの後継として妥当なところと思われる。


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