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台湾における2019年6月のスマホ販売ランキングが判明、Xperia 1が好発進



台湾における2019年6月のスマートフォンを含めた携帯電話の販売動向に関する調査結果が公開された。

機種別の販売ランキングが1位から20位まで明らかにされている。

なお、内蔵ストレージの容量が異なるモデルはそれぞれ異なる機種として個別に集計される。

機種別の販売ランキングは1位がApple iPhone XRの128GB、2位がSamsung Galaxy A50、3位がOPPO AX5s、4位がSamsung Galaxy A20、5位がApple iPhone XRの64GB、6位がSamsung Galaxy A70、7位がApple iPhone XS Maxの256GB、8位がSamsung Galaxy A7、9位がApple iPhone 7 Plusの128GB、10位がOPPO Renoとなった。

また、11位以下は11位がSamsung Galaxy J4+、12位がSony Xperia 1、13位がApple iPhone XSの256GB、14位がHUAWEI Y9 2019、15位がRedmi 7、16位がSamsung Galaxy S10+の128GB、17位がSamsung Galaxy A30、18位がRedmi Note 7の64GB、19位がApple iPhone XSの64GB、20位がASUS ZenFone Max Proである。

Apple iPhone XRの128GBは2018年11月から8ヶ月連続で1位を維持した。

台湾ではiPhoneや比較的安価な機種の人気が強く、iPhoneとしては一応は最新のラインナップでiPhone XSシリーズより安価なiPhone XRが人気である。

OSにAndroidを採用したスマートフォンではほとんどが中低価格帯のスマートフォンとなり、定価が30,000台湾ドル(約104,000円)を超えるような高価格帯の機種はSony Xperia 1とSamsung Galaxy S10+の2機種にとどまった。

Sony Xperia 1は2019年6月6日より予約注文の受け取りを開始し、2019年6月10日より正式に発売しているため、集計対象期間の一部は販売していない期間となるが、それでも20位以内に入った。

台湾では従来よりXperiaシリーズのスマートフォンの人気はそれなりに高かったが、近年は中低価格帯の機種以外はランキングに入ることが減少傾向となっていた。

しかし、Sony Xperia 1はAndroidを採用したスマートフォンにおいて高価格帯でもランキングに入るほどに売れた数少ない機種で、それだけ台湾の消費者が魅力的に感じたと考えられる。

なお、上位20機種のうちメーカーおよびブランド別では韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が最多で7機種となった。

Samsung Electronicsに続いて米国のAppleが6機種、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)および中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)が2機種ずつ、日本のSony Mobile Communications、台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)、中国のHuawei Technologies (華為技術)が1機種ずつである。

台湾のHTC (宏達国際電子)は1機種も入らなかった。


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