携帯電話事業者各社、トルコとの国際電話無償化などを延長

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携帯電話事業者各社はトルコとの国際電話などの料金を期間限定で無償化する措置の対象期間を延長すると発表した。

NTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)、SoftBank Corp.は2023年2月6日に発生したトルコ南東部を震源とする大規模な地震とその余震の影響を考慮して、2023年2月6日からトルコとの国際電話などの料金を期間限定で無償化する措置を実施している。

各社とも当初は対象期間を2023年2月6日から2023年3月5日までと案内していた。

しかし、NTT DOCOMOは2023年3月6日付けで新たな案内を掲載、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは2023年3月6日付け、SoftBank Corp.は2023年3月3日付けで既存の案内を更新しており、いずれも対象期間を2023年5月31日まで延長することになった。

各社とも携帯通信サービスとしては国際電話、国際SMS、国際ローミングが無償化の対象となる。

詳細としては国際電話は日本からトルコへの国際電話に係る料金、国際SMSは日本からトルコへの国際SMSの送信に係る料金、国際ローミングはトルコに渡航中の加入者が利用した音声通話およびSMSの送信に係る料金である。

なお、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyが展開するpovo2.0では国際ローミングを提供していないため、povo2.0では国際ローミングは対象外となる。

国際ローミングに関してはNTT DOCOMOやKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyはトルコに渡航中の加入者が適用の対象と案内しているが、SoftBank Corp.はトルコに渡航中の加入者であることは前提として、トルコから日本向けおよびトルコ国内間の音声通話およびSMSの送信を対象と定めている。

トルコの国際電話番号は90であるため、トルコの電話番号に国際電話を発信もしくは国際SMSを送信する場合は最初に+90を付加する必要がある。

トルコで国際ローミングの対象となる携帯電話事業者はNTT DOCOMOおよびSoftBank Corp.がTT Mobil Iletisim Hizmetleri、Turkcell Iletisim Hizmetleri、Vodafone Telekomunikasyonの3社で、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone CompanyがTT Mobil Iletisim HizmetleriとTurkcell Iletisim Hizmetleriの2社である。

その他の詳細は携帯電話事業者各社の公式ウェブサイトで確認できる。