NTTドコモ、石川県輪島市で自衛隊と協力して基地局を復旧
- 2024年01月08日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは令和6年能登半島地震に伴い停波した携帯電話の基地局を自衛隊と協力して復旧したと公表した。
2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震に伴い石川県の能登半島では多くの場所で基地局が停波しており、携帯電話サービスに影響を与えている。
そこで、NTT DOCOMOは自衛隊と協力して輸送した通信設備によって基地局を復旧したという。
通信設備の輸送で協力した部隊は海上自衛隊の輸送艦であるおおすみおよび陸上自衛隊の第4施設団である。
防衛省(Ministry of Defense:MOD)および自衛隊もNTT DOCOMOの通信設備の輸送に関して情報を開示している。
おおすみがエアクッション艇によって石川県輪島市町野町大川の大川浜へNTT DOCOMOの通信設備を搭載した車両を輸送したという。
NTT DOCOMOがSNS上で公開した画像からは輪島市町野町曽々木シに所在するながおか生活センターの北側に開設した既存の基地局を復旧したことが分かる。
NTT DOCOMOが公開した復旧エリアマップでは当該の基地局付近では大川浜沖に船上基地局、当該の基地局から北北東に約120mの輪島市町野町曽々木サに所在するふるさと体験実習館に移動基地局を配備したことを確認できる。
そのため、当該地域周辺では最初は船上基地局や移動基地局で復旧していた模様である。
船上基地局や移動基地局の配備と並行して既存の基地局の復旧も進めたと思われる。
なお、復旧エリアマップはNTT DOCOMOの公式ウェブサイトに掲載している。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)も令和6年能登半島地震に伴う影響などを掲載しており、停波した基地局数は総務省の案内から確認できる。
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