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docomo タブレット ARROWS Tab LTE F-01D レビュー



docomo タブレット ARROWS Tab LTE F-01D (以下、F-01D)を触ったので簡単にレビューを書いておく。
端末機は開発中で最終バージョンではないということを考慮して読んでもらいたい。
F-01DはLTE方式の通信にも対応しているタブレット型端末である。
ベゼルの幅が広く、筺体は少し大きい印象を持った。
通知ランプを備えており、メッシュ状の部分に通知ランプが配置されている。
OSにはAndroid 3.2 Honeycomb Versionを採用している。
画面ロック解除画面は他のAndroid 3.x Honeycomb Versionを採用した端末と同一である。
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ホーム画面は5面となっている。
フロントにはハードウェアキーは搭載しておらず、クリアキーやホームキー等はステータスバーに表示されるソフトウェアキーとなる。
ステータスバーに表示されるナビゲーションキーは左からクリア、ホーム、マルチタスクとなっている。
ホーム画面は基本的に他のAndroid 3.x Honeycomb Versionを採用した端末と同様の構成である。
アプリケーションのアイコンがない部分を長押しすると、ウィジェットや壁紙等を設定する画面が現れる。
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F-01Dにはスタイルという項目があり、スタイルを変更することが可能である。
フィーチャーフォンでいうきせかえツールにやや近い印象である。
スタイルを変更すると、各種アイコンやナビゲーションキー等のデザインが連動して変更される。
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アプリケーション一覧画面では、全てとマイアプリケーション以外に並び替えて表示することが可能である。
因みに、マイアプリケーションではユーザーがインストールしたアプリケーションのみが表示される。
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名前順、ダウンロード順、利用頻度順、カスタマイズ順から選択してアプリケーションの並び順を変更することが可能である。
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背面にはカメラを搭載している。
カメラの写りは悪くない印象であるが、接写が少し弱いなと感じた。
フォトライトが搭載されていないので、暗い場所ではノイズが入りやすくなることもありそうである。
電源キーがカメラの上に配置されており、電源キーの右にはボリュームキーが配置されている。
F-01Dには卓上ホルダが用意されており、卓上ホルダ用の端子も背面に配置されている。
認証情報も背面に記載されている。
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内蔵ストレージは下記の通り。
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システムメモリは下記の通り。
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卓上ホルダ経由での充電では、急速充電と通常充電の2種類から選択することが可能である。
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Dolby Mobileにも対応している。
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F-01Dでは様々な入力方法が用意されており、その一部を紹介しておく。
QWERTY配列の際は、書くキーが大きくて非常に打ちやすかった。
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手書き入力に標準で対応している。
指で文字を書くスペースが広く、手書き入力が快適に感じた。
認識率も高く、なかなか実用的な入力方法である。
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テンキー入力の際は、右に小さくテンキーが表示される。
左側に広く空いたスペースでは手書き入力が可能となっている。
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標準でタスクマネージャーを搭載している。
多くのアプリケーションが起動したままになると動作が鈍くなるので、そのような場合はタスクマネージャーを利用すると良いだろう。
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タブレット型端末としては珍しく、ワンセグに対応している。
高解像度なディスプレイでワンセグを表示すると粗くなるが、全画面表示をしなければあまり粗さは気にならないかもしれない。
チャンネルや番組情報も同時に表示されており、広いディスプレイが生かされている印象である。
ワンセグ感度は特に悪いとは感じなかった。
映像が途切れることなく、ワンセグを視聴することが出来た。
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F-01DはLTE方式の通信にも対応している。
モバイルネットワークの設定項目では自動、3G-LTE、GSM-GPRSの3種類から選択することが可能である。
自動もしくは3G-LTEを選択すると、LTEの電波が弱いにも関わらずLTEの電波を掴もうとしていた場面があった。
個人的には3Gのみを選択することが出来る項目も欲しいと思ったところである。
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LTEネットワーク接続時は電波アイコンの隣にLTEと表示される。
因みに、docomo タブレット GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D (以下、SC-01D)はLTEネットワーク接続時には電波アイコンの隣に4Gと表示された。
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LTEネットワーク接続時に通信速度を測定してみた。
電波状況があまり良くなかったこともあり、あまり速度は出ていない。
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F-01Dは国内ではW-CDMA 2100(I)/1700(IX)/800(VI) MHzで使用可能である。
どのキャリアのネットワークを掴むのかネットワークサーチを行ってみた。
ネットワークサーチの様子は動画を見ておいてもらいたい。

F-01DはSIMロック解除に対応しているので、SIMロックを解除して検出したキャリアのSIMを挿して各種設定を行えば理論上は使えることになる。
ただし、F-01DはSIMカードのサイズがmicroSIMとなるので注意が必要である。
テザリングにも対応しているが、APNがmoperaの時は使えなかった。
ディスプレイはマルチタッチに対応しており、最大で10点まで同時に検出した。
タッチパネルの反応はよく、各種操作も軽く感じた。
標準ブラウザでのマルチタッチの操作もスムーズだった。
普通に使う上ではあまり不満は出なさそうである。
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標準ブラウザを試す際に当ブログへアクセスしてF-01Dのユーザーエージェントを取得しておいた。
F-01Dのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 3.2; ja-jp; F-01D Build/F0001) AppleWebKit/534.13 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTutu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Standard Editionの5種類である。
スコアはAnTutu Benchmarkでは4659、Linpack for Androidのマルチスレッド処理では62.539~65.604、NenaMak1では31.30、NenaMak2では20.40、Quadrant Standard Editionでは1467だった。
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AnTutu Benchmarkの詳細なスコアは下記の画像の通り。
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AnTutu Benchmarkでのシステム情報は下記の画像の通り。
チップセットはTexas Instruments OMAP4430を搭載しており、CPUはデュアルコアとなっている。
CPUの動作周波数は300.0~1008.0 MHzとなる。
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Quadrant Standard Editionでのシステム情報は下記の画像の通り。
F-01DのFingerprintは下記の通り。
1008.0MHz DOCOMO/f11bac/blaze_tablet:3.2/F0001/eng.build.20110823.173112:eng/test-keys
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F-01Dは認証の電磁的表示に対応している。
日本と欧州の認証が表示されている。
筺体の背面にも認証が記載されており、そちらでは米国の認証も記載されていた。
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今回レビューしたF-01Dのバージョン情報は下記の通り。
モデル番号:F-01D
Androidバージョン:3.2
ベースバンドバージョン:3576230400186800
カーネルバージョン:2.6.35.7
ビルド番号:V08R07Ce

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ベンチマークのスコアはSC-01Dより低かったが、全体的に動作はSC-01Dよりも良かった。
全体的に動作は軽く、魅力的なタブレットであると感じた。
防水に対応している点も嬉しいところである。
ただ、ハンドジェスチャーコントロールが上手く動作しない時もしばしばあり、改善の必要があると感じた。
ハンドジェスチャーコントロールはあまり需要がない機能かもしれないが、実用的に使えるようになれば面白いのではないかと思う。
因みに、ハンドジェスチャーコントロールが有効になっている場合は、それを示すアイコンがステータスバーに表示される。
F-01D以外にSC-01Dでも起きたことであるが4G/3G接続時に突然アンテナアイコンが白くなって通信が出来なくなる事象が多発した。
再起動させればアンテナアイコンが青くなって正常に通信が出来るようになったが、再現率があまりにも高かったので発売までには修正する必要があると言えるだろう。
それぞれのアイコンの状態はSC-01DのスクリーンショットをTwitpicにアップロードしておいたのでそちらで確認しておいてもらいたい。
・アンテナアイコンが白の状態 (通信不可)
http://twitpic.com/6i8cbl/full
・アンテナアイコンが青の状態 (通信可能)
http://twitpic.com/6i5fqd/full
動作速度等の感じ方は個人によって異なるので、購入を検討している場合は実際に実機を触ってから決断してもらいたいところである。
追記事項があれば、当記事に追記していく予定である。
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