海外向けXperia 5 Vの対応バンドが判明
- 2023年09月02日
- Android関連
Sony Corporationが開発したスマートフォン「Xperia 5 V」の海外向け型番の対応周波数が判明した。
Sony Corporationはグローバル向けにXperia 5 Vを発表しており、海外向け型番としては少なくともXQ-DE54およびXQ-DE72の2型番が存在する。
XQ-DE54は欧州(ヨーロッパ)で販売するため、欧州版の型番となる。
XQ-DE72は日本を除くアジアで販売することが決定しており、事実上のアジア版となっている。
なお、Sony Corporationは日本でもXperia 5 Vを展開する計画を公表している。
日本向けにはアジア版とは異なる専用の型番を用意すると思われる。
欧州版とアジア版では携帯通信網の対応周波数が異なる。
欧州版とアジア版ともにNR (FR1, FDD) n1/n3/n5/ n7/n8/n28, NR (FR1, TDD) n38/n40/n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B2/B3/B4/ B5/B7/B8/B12/ B13/B17/B19/B20/ B25/B26/B28/B66, LTE (SDL) B29, LTE (TDD) B34/B38/B39/ B40/B41/B46, W-CDMA I/II/IV/V/ VI/VIII/XIX, GSM 850/900/1800/1900には対応している。
共通の対応周波数に加えて、欧州版ではNR (FR1, FDD) n20, LTE (SDL) B32、アジア版ではNR (FR1, TDD) n79も利用できる。
いずれも第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成に対応するが、欧州版ではn5/n40/n41/n77、アジア番ではn5/n38はNSA構成に限り動作する。
欧州版とアジア版ともにデュアルSIMを採用しているが、SIMの構成が異なる。
欧州版はNano SIM (4FF)とeSIMに対応しており、アジア版はNano SIM (4FF)に限り対応している。
システムメモリの容量は8GBで共通するが、内蔵ストレージの容量は欧州版が128GBで、アジア版が256GBとなる。
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