ASUS ZenFone Go TVでタイの地上デジタルTV放送を視聴できた
- 2016年06月19日
- Report
台湾の台北で購入したASUSTeK Computer (華碩電脳)製のスマートフォン「ASUS ZenFone Go TV (ZB551KL)」は複数方式の地上デジタルテレビ放送に対応することが大きな特徴である。
SoloTVのアプリケーションで地上デジタルテレビ放送を視聴することになり、設定には台湾のほかにブラジル、インド、インドネシア、日本、マレーシア、ミャンマー(ビルマ)、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムが含まれている。
設定では地上デジタルテレビ放送の方式も表示されており、ブラジル、日本、フィリピンの3ヶ国がISDB-T方式、残りがDVB-T方式またはDVB-T2方式となる。
早速、タイのバンコクを訪問してASUS ZenFone Go TVで地上デジタルテレビ放送の機能を試してみた。
SoloTVを起動してタイを選択するとANY、DVB-T方式、DVB-T2の選択肢が出てくるが、ANYであればDVB-T方式とDVB-T2方式の両方でチャンネルを検索するため、ANYを選んでおけば問題ない。
ただ、DVB-T方式のみではチャンネルを検出せず、DVB-T2方式のみではANYと同様に多くのチャンネルを検出したため、タイはDVB-T2方式の地上デジタルテレビ放送を採用していることが分かる。
ASUS ZenFone Go TVの標準セットにはアンテナケーブルが同梱されており、地上デジタルテレビ放送を視聴するためにはアンテナケーブルを装着する必要がある。
バンコクの中心部でチャンネルを検索すると、18のチャンネルを検出した。
屋内では電波強度が弱くなることはあるものの、バンコクの中心部であれば概ね良好に地上デジタルテレビ放送を視聴できた。
バンコクの中心部から外れたり、大型施設の屋内に入るとまったく視聴できないようなこともあった。
画質は良いわけではなく解像度の低さを感じることはあるが、決して悪いわけでもなく番組内で表示された小さな文字もしっかりと読み取れるため、スマートフォンで手軽に楽しめる地上デジタルテレビ放送と割り切れば大きな不満なく視聴できるだろう。
録画にも対応しており、録画機能や録画した番組の視聴も問題なく利用できた。
アンテナケーブルを装着せずにチャンネルを検索すると、バンコクの中心部でもチャンネルは検出しなかった。
余談ではあるが、ASUS ZenFone Go TVはタイでも正規販売している。
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タイでDVB-T2方式を選択してチャンネルを検索すると18のチャンネルを検出した。
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True4Uのチャンネルを視聴するとTrueMove Hのコマーシャルが流れた。
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